腰痛予防に注意することは?【日野市 腰痛】
皆様、おはようございます。
日野市の多摩平バランス整骨院の野原です。
本日は、腰痛予防の為の日常生活での注意点です。
・椅子に座る時
「クッションなどで背骨のカーブをキープ」
腰痛の時は椅子に座らない方が良いと言われるほど、椅子に座る姿勢はただ立っている時よりも大きな圧力が腰にかかります。
なるべく腰に負担をかけない座り方を身に着けましょう。
ポイントは背骨のSカーブを維持することです。
椅子に深く腰を掛け、腹筋や背筋を使って良い姿勢を保つようにします。
そのためには、自分にあった椅子を利用することが大切です。
ただし、良い姿勢でも長時間続けていると筋肉が疲れてくるので、時々ストレッチをしたりして筋肉の緊張をほぐしましょう。
・床に座る
「あぐらや足を投げ出す姿勢はNG」
床や畳に座る時、特に避けたいのはあぐらです。
腰椎の前彎(ぜんわん)が完全になくなってしまい、腰への負担が大きくなります。
また、足を前に投げ出す姿勢や体育座りも腰椎の前彎がなくなるので、 避けたい姿勢です。
横座りは背骨が左右に曲がるので、時々向きを変えるようにします。
最も腰への負担が少ないのは正座です。
背筋が伸びて背骨の自然なカーブが保ちやすくなります。
長時間座る時は、お尻の下に座布団などを敷いて骨盤を前傾させると前彎が保ちやすく、疲れにくくなります。
・寝る
「背骨の自然なカーブを維持する姿勢と寝具を」
睡眠時の姿勢で避けたいのはうつぶせ寝です。
腰の粗利が大きくなり、腰に負担がかかりやすくなります。
腰に負担が少ないのは横向きの姿勢です。
特に腰に痛みがある時は横向きに寝て、腰の下に折りたたんだタオルなどを置くとよいでしょう。
仰向けに寝たい人は、座布団やクッションなどを利用して軽く膝を曲げて寝るのがおすすめです。
背骨のS字カーブを維持しやすくなります。
寝具も大切で硬すぎる布団も柔らかすぎる布団も腰にはよくありません。
背骨の自然なカーブが保てる適度な硬さの布団を選びましょう。
・顔を洗う、入浴する
「前かがみや中腰、腰が丸くなる姿勢に注意」
洗顔時には前かがみや中腰の姿勢になりやすいのですが、体が前に倒れないように過大な負担が背筋や腰にかかっています。
腰痛のある人はもちろん、腰痛の予防の為にもなるべく腰ではなく膝を曲げて安定した姿勢をとるようにしましょう。
入浴時の姿勢にも注意が必要です。
体を洗う時は背中が丸まりやすい浴用椅子を使わず、片膝を立てて洗う方がよいでしょう。
お湯を汲むときも、中腰のまま行わないように注意しましょう。
浴槽内では、足を前に出すよりも正座の方がおすすめです。
いかがでしょうか?
腰痛予防には、普段のお身体の使い方が重要になります。 ちょっと気を付けてみてください!
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