筋膜リリースと骨格調整、骨盤調整その1【日野市 整骨院】
みなさん、こんにちは!
日野市の多摩平バランス整骨院の院長の野原です。
今日は筋膜と骨格のバランスについてです。
そもそも、筋膜とはなんでしょうか?
最近、筋膜リリースという言葉を耳にする機会も増えたのではないでしょうか?
簡単に言うと、筋膜は読んで字のごとく、ひとつの筋肉の表面、あるいは細かい筋繊維を包む薄い膜のことです。
弾力のあるコラーゲン繊維でできていて、蜘蛛の巣のように四方八方、全身に張り巡らされています。
しかも筋肉だけでなく、骨や臓器、神経と、体の表面から深層部まで、すべての組織を包んでいる大変重要な組織です。
筋膜は結合組織でもあり、骨、筋肉、靭帯(じんたい)、腱、神経、血管、臓器などをつなぐ役割も担っています。
包んで、つなぐ。
たとえば筋肉の繊維は、単独ではバラバラになってしまいますが、それを束ねているのは筋膜です。
筋肉を骨に、皮膚や脂肪を筋肉にくっつけているのも、じつは筋膜なのです。
この筋膜があるべき位置に骨を組み立て、筋肉や脂肪、内臓を定着させているから私たちは立っていることが出来ます。
筋膜が無いと、骨も筋肉も内臓もバラバラに崩れ落ちてしまいます。
そして60%は水分と言われる人体が骨と水たまりにならないのは、果汁を包むグレープフルーツの微細な粒のように、 筋膜が水分を包み込んでいるからなのです。
つまり筋膜によって包まれ、結合されることで、すべての組織は
”あるべきところ” に ”あるべきかたち”
で収まるのです。
体を支えるつっかえ棒となる骨は必須、そして動かすための筋肉も必須ですが、骨と筋肉を支える筋膜があるからこそ、 人は人のかたちを成せる、と言えるでしょう。
★骨格のゆがみすら筋膜ありき?
よく「骨格がゆがむ」と言いますが、これを本来のかたちに整える時にも筋膜はおおいに活躍します。
目の粗い、薄手のセーターを想像してください。
セーターの生地が何層にも重なり、ボディスーツのように全身を包んでいるとします。 これが体のいちばん外側になる筋膜で、骨や筋肉はその中に収まっています。
網目状の筋膜が四方八方、均一に張り巡らされているうちは、骨や筋肉が正しい位置に収まり血流もスムーズです。
ところが姿勢のクセなどによって筋膜にゆがみが生じると、きれいな網目状になっていた部分が不均一に。
セーターであれば、ほつれたり目が詰まったりした状態です。
網目の一部が挟まったりよじれたりすると、長時間引っ張られ続ける部分が生じます。
すると、筋肉や骨の位置が少しずつずれていき、 知らぬ間に姿勢や体形の崩れを招きます。
「そんなに大事な組織なら、もっと硬く、強固ならよかったのに!」
との声も聞こえてきそうですが、硬い組織は骨があれば充分。
私たちが歩いたり物を投げたりできるのは、多くの関節や筋肉を複雑に連動させられるからです。
動作にはしなやかさが欠かせません。
だからこそ柔らかい筋肉と硬い骨をつなぐ、弾力に富んだ筋膜が必要なのです。
このような筋膜が狭まったりよじれたりしているのをほっておいたらどうなるでしょうか?
筋肉や骨の位置がずれていき姿勢や体形が崩れ、動きに支障が出て痛みなどが出て来ます。
そのような方には是非、筋膜リリースと骨格調整、骨盤調整をしてみてはいかがでしょうか?
筋膜リリースでよじれた筋膜を調整し、骨格調整、骨盤調整で姿勢を調整することで、驚くほどの変化を感じられると思いますよ!
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