睡眠の質について  レム睡眠とノンレム睡眠【日野市 整骨院】

query_builder 2020/10/21
ブログ
レムとノンレム

おはようございます


多摩平バランス整骨院の院長の野原です。


最近は朝が遅くなりつつあり、気温も下がってきていますが、

ぐっすり眠れて気持ちの良い目覚めを迎えていますでしょうか?


本日のテーマは睡眠の質、レム睡眠とノンレム睡眠についてです。



まずはレム睡眠について。

レム睡眠とは?


恐竜とも共通する ”古い型” の睡眠状態です。


レム睡眠のレム(REM)とは、睡眠時に閉じた瞼の下で眼球が小刻みに動く「急速眼球運動(Rapid Eye Movement)]」の 頭文字をとった略で、体は活動を休止しているのに脳は覚醒に近い状態にある浅い眠りのことを指します。

 

この状態のときに起きた場合、夢の内容を覚えていることが多いため ”夢見睡眠(ゆめみすいみん)” と称されることもあります。   通常、人間は毎夜1~2時間程度は夢をみていますが、そのほとんどを忘れてしまいます。夢をみたという自覚がないのです。


 では、人間にとってレム睡眠は夢を見る以外に何の役にも立っていないのかというと、決してそんなことはありません。

 

レム睡眠は大脳に休息を与える能力は少ないですが、睡眠中における情報処理と記憶の固定という重要な役割を担っているのです。


 レム睡眠時、大脳皮質は覚醒に近い状態にあります。

しかし、睡眠状態の時には外部から脳への情報入力はほどんどなされません。

 そのため、脳内部における記憶の整理や固定などといった情報再編成に適した状態となるのです。


 そして、この脳内での情報再編成が夢になるのだとも言われています。 系統発生的にいってレム睡眠は古い型の眠りと考えられています。


それほど大脳皮質が発達していない変温動物が、肉体的な疲労を回復するために開発した休息法がベースとなっています。

 魚類や両生類にみられる原始的な睡眠、それよりも若干進化した恐竜や爬虫類の睡眠と共通する性質を持っているのです。


簡単にまとめると、

レム睡眠=浅い眠り

・目を閉じていても、眼球は小刻みに動いている    

・中脳、橋、延髄にレム睡眠の中枢がある    

・外からの情報は入ってこないので、脳内部で情報の再編成を

 行っている

・情報の再編成が人に夢をみさせる      


レム睡眠は、大脳皮質の発達していない動物が開発した休息法 

=変温動物は体温を低下させ、エネルギー消費を防ぐ


そして、

★レム睡眠は原始的な眠り

★魚類や両生類、爬虫類や恐竜の眠りと共通したものを持っている

ということがいえます。


次回は、ノンレム睡眠についてお話をさせて頂く予定です。


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