体内時計と概日リズムと太陽と月その3【日野市 整骨院】

query_builder 2020/11/03
ブログ
体内時計写真

おはようございます!


今日は文化の日ですね。あいにくの天気ですが久しぶりの火曜日の祝日ですね!

なかなか布団から出にくい季節になってきましたが、

「体内時計と概日リズムと太陽と月その3」です。



月と人間の不思議な関係


 月の引力は、潮の満ち引きをはじめとして地球上の生物の活動に多大な影響を与えているのは事実です。


 英語で狂人を意味する”Lunatic”という言葉は、ラテン語で月を意味する”Luna"を語源としていることからも、 人間が古来から月に強い影響を受けていると考えられていたことがわかります。

 

 昔の人々は月が持つ神秘さから、人間の異常な行動などを月の影響と考えたのだろうが、 実は天文学的な見地からも月という天体と人間の生物時計には共通する時間性が存在するのです。

 

 夜空に浮かぶ月は29日半をかけて地球の周りを一周するが、月の出は一定ではなく毎日遅れ続けています。この遅れは 29日半で約24時間。この時間を公転にかかる日数の29.5で割ると49分となります。


 24±5時間とされている人間の生物時計ですが、実は多くの人が約25時間の周期を持つことがわかっています。 これに関しては、科学的な証明がなされているわけではないが、月との関係性を主張している科学者も少なくはないのです。

  また、リーバーという学者は昆虫や魚、さらには人間の体液までも潮汐(ちょうせき)リズムの影響を受け、 月や太陽の引力によって満ち引きを行っているという説を唱えています。

 この現象を”バイオタイド”と呼び、新月や満月の際にはバイオタイドが高まることで体の組織がむくみ、 出血量が多くなるのだといいます。近い将来、月と人間の生物時計との関係性が明らかになる日が来るかもしれません。


自分の生物時計を理解して能率アップ


 登校拒否児童や出社拒否症の人の中には、生物時計に大きな狂いが生じている人が少ないないといいます。 つまり、朝早く起きて出かける日常生活のサイクルに生物時計が適応していないのです。 そのため、朝起きるのが苦痛で学校や会社に行く気力もなくなってしまうのです。  


 このように私たちの生活は生物時計のリズムに左右される部分が大きいです。

 例えば、頭脳労働に適した時間帯や肉体労働や運動に適した時間帯も生物時計の管理のもとにおかれているのです。

 

 思考力や記憶力など頭脳労働の能力がピークを迎える時間帯は午前中から正午にかけてだといいます。

 一方、肉体が完全に覚醒して能力のピークを迎えるのは概ね午後になってからです。  


 単純に言ってしまえば、午前中に頭脳を使う作業を済ませ、午後からは肉体を中心とした作業を 行うのがベストなのです。

 とはいえ、そううまく事が運ぶわけではないし、仕事の種類によっても作業内容は千差万別ですよね。

 

 生物時計がつかさどる一般的なサイクルと、普段の生活から自分が感じている作業能率が上がる時間帯を 理解したうえで仕事時間などの調整を試みましょう。


★ 午前中に頭脳を使う作業 ⇔ 午後から肉体を使う作業 ★


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