人間の体内時計と生活リズム【日野市 整骨院】
皆さん、おはようございます!
日野市の多摩平にある多摩平バランス整骨院の院長の野原です。
今日は人間の体を支配する6つのリズムについてです
約90分周期から1年周期まで 私たち人間の生物時計は約24時間周期にセットされ、このリズムが睡眠を誘発します。
しかし、人間の体内に存在するリズムは、
この「サーカディアンリズム」だけではないのです。
約半日を周期とする「サーカセメディアンリズム」、
約90分を周期とする「ウルトラディアンリズム」
の 二つを加えた3つのリズムが組み合わさって眠気の信号を発信し、1日単位の生活を組み立てているのです。
このほか、「インフラディアンリズム」と呼ばれる1日よりも長い周期のリズムがあり、
1週間周期を「サーカセプタン」、
1か月周期を「サーカトリギンタン」、
1年周期を「サーカマニュアル」と呼び、
先の三つに加えて合計6つのリズムが 睡眠や体の諸機能に何らかの影響を与えているのです。
約90分のサイクルを持つ「ウルトラディアンリズム」は、ノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しをコントロールしているリズムですが、 睡眠に限らず、人体の機能には約90分サイクルで成り立っているものが実に多いのです。
ホルモンの分泌や胃の収縮作用など数え上げれば100種類以上もあります。
ちなみに、人間の集中力の持続時間も約90分と言われています。
また、午後の一時期、だいたい昼食後あたりに眠気が高まる時間帯があります。
この眠気の信号を発しているのが半日周期の「サーカセメディアンリズム」なのです。
ここで少し仮眠をとれば、その後の能率も上がるのですが、日本のビジネスシーンではそれがままならないのが現状ですよね。
自分の生物時計を理解して能率アップ
登校拒否児童や出社拒否症の人の中には、生物時計に大きな狂いが生じている人が少なくないといいます。
つまり、朝早く起きて出かける日常生活のサイクルに生物時計が適応していないのです。
そのため、朝起きるのが苦痛で学校や会社に行く気力もなくなってしまうのです。
このように私たちの生活は生物時計のリズムに左右される部分が大きいのです。
例えば、頭脳労働に適した時間帯や肉体労働や運動に適した時間帯も生物時計の管理のもとにおかれているのです。
思考力や記憶力など頭脳労働の能力がピークを迎える時間帯は午前中から正午にかけてだといいます。
一方、肉体が完全に覚醒して能力のピークを迎えるのは概ね午後になってからなのです。
単純に言ってしまえば、午前中に頭脳を使う作業を済ませ、午後からは肉体を中心とした作業を 行うのがベストといえます。 とはいえ、そううまく事が運ぶわけではないし、仕事の種類によっても作業内容は千差万別ですよね。
生物時計がつかさどる一般的なサイクルと、普段の生活から自分が感じている作業能率が上がる時間帯を 理解したうえで仕事時間などの調整を試みてみましょう!
★ 午前中に頭脳を使う作業 ⇔ 午後から肉体を使う作業 ★
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