肩こりって年齢と関係あるの?【日野市 肩こり】
おはようございます!
日野市の多摩平バランス整骨院の野原です。
今日は肩こりについてです。
院内でよく「肩こりと年齢って関係あるの?」と聞かれることが多いです。
「中高生」では、成長期に骨がぐ~んと伸びますが、このときに勉強ばかりしていて運動不足になったり、運動をしていても運動後にストレッチをしっかりしていないなどで、 筋肉の伸びが骨の長さの成長に追いつかなくなり、体の柔軟性低下や不良姿勢を伴うことになり、肩こりが起きます。
また、悪い姿勢で勉強あるいはテレビゲーム、スマホでゲームばかりしていることも原因です。
「働き盛りの年代」では、普段からの悪い姿勢に加えて、仕事中の悪い姿勢や、一定の姿勢で手を使い続ける単純事務作業、運動不足、ストレスによる精神的緊張などが 原因になって肩こりを起こします。
例えば、パソコンなどを操作し続けることで、その姿勢を維持するための僧帽筋(そうぼうきん)上部繊維や腕の筋肉が疲労してしまい、筋肉のポンプ作用が弱くなり、 血行も悪くなり、さらに筋肉疲労に陥ります。
さらには、作業場の明るさ、机の高さ、仕事のスピードや量などの環境的要因も原因となります。
最近だとテレワークなど自宅で高さの合わない机や椅子での仕事が原因となっている方が多いようですね。
「高齢者」の場合は、加齢や病気による二次的な肩こりが比較的多いのが特徴です。
肩こりは2種類あるって本当?
ところで、あなたはどのような「肩こり」ですか? 肩こりと言っても、大きく2種類の姿勢があります。
その代表的な肩こり姿勢は、
「いかり肩」と「なで肩」です。
鏡の前に立ってみて、鎖骨の傾きをチェックしてみましょう。
左右の鎖骨のなす角度を時計に例えると、9時15分から10時10分のあいだで、9時15分に近い側半分の範囲内あたりにあれば、 鎖骨の角度はほぼ正常です。
ただし、鎖骨の角度が正常範囲あるというだけで、この正常範囲にいる人にも肩こりは生じます。
でも、より肩こりの症状が強い人として、 「いかり肩」「なで肩」があります。
鎖骨の角度が、10時10分以上であれば典型的な「いかり肩」、9時15分以下であれば典型的な「なで肩」です。
「いかり肩」と「なで肩」では、その原因となっている筋肉に違いがあります。
それにも関わらず、一般的な肩こり体操をしてしまうと、 症状を悪化させることすらあるのです。
一般的に紹介されている肩こり体操は、血行の改善にこそ効果があるかもしれませんが、「いかり肩」と「なで肩」を区別して説明していませんので、 自分に合っているかどうか注意が必要です。
肩こりの姿勢としてよく見られる特徴は、背中が丸まった猫背で、頭が体の真上に載らずに前に出ています。
また、肩は前方に巻き込まれたようになります。
正常な姿勢では、頭は体の真上に載り、首の頸椎のカーブはゆるやかな前弯(ぜんわん)カーブになっています。
でも、猫背で頭が前に出ると、頭の重みで頸椎の正常な前弯カーブが失われ、頸椎の中下部は屈曲(前に曲がる)して後弯(こうわん)カーブになります。
そして、視線はまっすぐ前を見ようとしますから、頸椎の上部だけが後ろに伸展(後ろに起き上がる)して前弯カーブとなり、 あごが突き出る結果となり、頭の付け根あたりが詰まる感じになります。
また、最初はあごが前に突き出ただけで頸椎の前弯カーブは維持されていたとしても、それに伴い頭の付け根の筋肉が硬くなり、あごを引くことが出来なくなります。
その状態であごを引こうとすると、頸椎の上部は屈曲できなくなっているために、頸椎の中下部だけで屈曲することになり、後弯カーブが出来上がることもあります。
これがいわゆるストレートネックです。
頭の重さを支えるために、肩だけでなく、首の後ろの筋肉にも負担がかかり、肩もこることになります。
肩こりは治るのでしょうか?
とくに病気などがない、いわゆる「肩こり」の場合は、悪い姿勢や筋肉のバランス不良、運動不足、血行不良などが「こり」の原因です。
このような肩こりであれば、答えはYES、「治ります」。
でも、つまみ食いのように部分的なマッサージや、一部の筋肉ストレッチや筋トレだけでは効果はあがりません。
「肩こり」や「首こり」は、精神的・肉体的なストレス、関係する筋膜、体全体のバランスに影響を与える姿勢や歩き方など、 さまざまな要因が悪循環となって生じます。
これらを改善するためには、筋膜リリース、肩こり猫背姿勢の矯正、肩こりに関連した筋肉の柔軟性と筋力の改善、からだ全体の姿勢の改善と 正しい歩き方の学習、日常生活の注意などが必要となります。
当多摩平バランス整骨院ではこれらのことが全部できます。
辛い肩こりでお困りの方、ぜひ一度お話を聞かせてください。
きっとあなたのお役に立てると思います!
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