メタボと冷えの関係性その1【日野市 冷え】
おはようございます!
日野市の多摩平バランス整骨院の院長の野原です。
今日はメタボと冷えの関係性についてです。
低体温の人は摂取カロリーをため込んでしまう
最近では若い女性だけでなく、中高年の男性もウエストのサイズを気にするようになりました。
肥満があり三大生活習慣病の危険性がある状態を「メタボリックシンドローム」と呼び換えたことことが功を奏したのでしょう。
2008年4月から、40歳以上を対象にメタボリックシンドロームの早期発見を目的とした特定健診がスタートしました。
メタボリックとは「代謝」を意味しています。
つまり、代謝機能が低下して太り、糖尿病や脂質異常血症などを併発している状態を指します。
そしてこれは、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系の病気が発症するリスクがとても高くなっていることを示しています。
ですから、その前兆の段階で適切な処置をして、生活習慣病の患者を減らそうというのが厚労省の考えです。
昔の日本人は今ほど太っている人が多くありませんでした。しかし、最近では体系も欧米化してきて、肥満の方も増えています。
それはなぜなのでしょうか?
答えは簡単です。タンパク質と糖質と脂質の三大栄養素の摂りすぎなのです。
しかし、血液の流れが悪くなれば代謝機能も低下しますし、糖やタンパク質の分解も十分にはできません。 そうしてどんどん摂取したカロリーを体にため込んでいってしまいます。
つまり、メタボになる人は基本的に
摂取カロリーに対して血流が十分ではない=体温が低い
ということになるのです。
日本人は太りやすい遺伝子を持っている
太っている人はいつも汗をかいているのだから体温は高いはずでは、という印象を持つ人もいるでしょう。
でもそれは、代謝が活発だから 汗をかいているのではありません。
温度が高くなっているのは、表面部分だけです。
皮下脂肪や内臓脂肪は断熱効果が高く、体から発生する熱を効率的に体外へ逃がすことが出来ません。
そのため一生懸命汗をかいて体温を調節しようとしているのです。
また、三大栄養素を代謝して、摂取したカロリーを効果的にエネルギーに変えるには体の中にビタミンやミネラルなどの栄養素が必要です。
ビタミンやミネラルが不足していれば、余ったカロリーが体に蓄えられてしまいます。
補助栄養素の摂取には野菜を食べることが良いとされていますが、最近では食材の中に含まれる補助栄養素が減っています。
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950年と2000年の食品成分を比べてみると、ニンジン一本に含まれるβカロテンが12分の1になっています。 セロリのビタミンCは4分の1です。
昔なら有機肥料と太陽の光を浴びて育てられた野菜類も、今では化学肥料とビニールハウスによる 促成栽培が多くなっています。
その結果、ミネラルやビタミンが大幅に少なくなってしまったのです。
また、ほとんどの野菜が煮る・炊く・蒸す・焼くといった調理を加えられています。加熱されると食材に含まれる補助栄養素の多くが壊れてしまうのです。
さらに困ったことに、日本人の体には「倹約遺伝子」が世界の民族の中で2番目に多く組み込まれています。
この遺伝子は余った栄養素を体の中に溜め込むためのもので、必要以上に摂取したカロリーは自然と体に溜まっていきます。
メタボリックシンドロームの原因として、そのほかにも食生活の変化やストレスの増加が挙げられます。
強いストレスを受けると、抗ストレス性を もつ副腎皮質系ホルモンを作るために、大量のビタミンが消費されます。
その分、カロリーをエネルギーに変えるための補助栄養素が不足してしまうのです。
ちょっと長くなりましたので続きは次回に!
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